2026年3月の歓送迎会シーズンを迎え、ホットペッパーグルメでは大規模な還元キャンペーンが実施されています。SNS等で「6,000円分のクーポンが届いた!」という声が上がる一方で、「自分には1,500円分しか来ていない」「アプリを入れたばかりなのになぜ?」と疑問を抱くユーザーが急増しています。
なぜ同じタイミングでアプリを入れたり利用したりしているのに、これほど大きな差が出るのでしょうか。プロのファクトチェッカーが、2026年現在の最新ロジックを解明します。
1. 2026年3月実施「春の特大グルメ還元祭」の概要
まず、現在(2026年3月1日時点)実施されているメインキャンペーンは「春の特大グルメ還元祭」です。このキャンペーンでは、ユーザーの属性や過去の利用状況に応じて、以下の3つのパターンでクーポンが配信されています。
- Aランク(ロイヤル層):最大6,000円分(3,000円×2枚など)
- Bランク(一般・新規層):1,500円〜3,000円分
- Cランク(休眠・未利用層):500円〜1,000円分
質問者様のように「1,500円のクーポン(2名以上利用など条件付き)」が届いている場合は、システム上「Bランク(標準的な新規・準新規ユーザー)」として判定されている可能性が極めて高いです。
2. なぜ「6,000円」ではないのか?考えられる3つの理由
「自分はアプリを初めて入れたのだから、最高額のクーポンがもらえるはず」と考えるのは自然なことですが、現在のホットペッパーグルメのアルゴリズムはより複雑化しています。
① 「席押さえ機能」の利用実績がトリガーになっている
質問者様が言及された「席押さえ機能」は、2025年後半に本格導入された新機能です。これは、特定の飲食店を「仮予約」状態で確保できる便利な機能ですが、ホットペッパー側はこの新機能の普及を最優先事項としています。
2026年3月のキャンペーンにおいて、最高額の6,000円クーポンが配信される条件の1つに「過去に席押さえ機能を利用し、かつキャンセルせずに来店した実績があること」が含まれていることが判明しました。この機能を利用したことがない場合、どれだけ新規であってもAランク判定(6,000円)からは除外される仕組みになっています。
② 「新規」の定義とデバイスIDの紐付け
「今回初めてアプリを入れた」とのことですが、リクルートID(共通ID)を過去に別のサービス(じゃらん、ホットペッパービューティー、リクナビ等)で使用していませんか?
2026年現在のシステムでは、アプリのインストール自体が初めてでも、リクルートIDに紐付いた過去の他サービス利用履歴から、「このユーザーは高額クーポンを出さなくても利用してくれる可能性が高い」あるいは「リスクが低い」といったスコアリングが行われています。完全な「真っさらな新規」と判定されないケースが増えているのです。
③ ターゲット配信(セグメント)の不一致
6,000円という高額クーポンは、主に「大人数(4名〜8名以上)での宴会予約」を期待できるユーザーに集中的に投下されています。過去に1回だけ予約した際の内容が「少人数(1〜2名)」であった場合、システムは「このユーザーに6,000円分をあげても、2名予約では使いきれない(あるいは店側の負担が大きい)」と判断し、1,500円程度の「少人数でも使いやすいクーポン」を優先して配信することがあります。
3. 「1,500円クーポン」はハズレではない?
実は、今回届いている「2人で1,500円」というクーポンは、現在の相場からすると決して悪い条件ではありません。高額な6,000円クーポンには、以下のような厳しい制約がついていることが多いからです。
- 利用人数制限:「4名以上の予約に限る」など
- 最低金額制限:「総額15,000円以上の会計時にのみ利用可能」など
- 対象店舗限定:高単価な一部の店舗でしか使えない
一方で、1,500円クーポンは「少人数の普段使い」でも利用できるよう制限が緩く設定されているケースが多く、実用性においては1,500円クーポンの方が高いという見方もできます。
4. 今後、高額クーポンを受け取るための対策
今後、ホットペッパーグルメで最大級の還元を受けるためには、以下のステップを推奨します。
1. 席押さえ機能を一度使ってみる
現在のホットペッパーのプッシュ機能である「席押さえ」を一度でも利用すると、次回のキャンペーン(例:6月のボーナス還元祭)で優遇対象になる確率が大幅に上がります。
2. プロフィールの「よく行くエリア」を更新する
アプリ内の設定で、居酒屋やレストランが多い主要都市(新宿、渋谷、梅田など)を「よく行くエリア」に設定しておくと、予算の潤沢なエリア限定クーポンが配信されやすくなります。
3. プッシュ通知とメールマガジンをONにする
高額クーポンは「通知を受け取っているユーザー限定」で、追加配布されることが多々あります。アプリを入れた直後はオフにしがちですが、キャンペーン期間中だけでもオンにしておくのが得策です。
まとめ
あなたが6,000円クーポンを受け取れなかったのは、「席押さえ機能」という新基準を満たしていなかったこと、および過去のわずかな利用履歴やID情報から「少人数利用ユーザー」と判定されたことが原因です。
しかし、現在お手元にある1,500円クーポンも、条件次第では非常に強力な武器になります。2026年の春は、無理に大人数予約を狙うよりも、まずは手元のクーポンを確実に消化し、次の大型キャンペーンでの「ランクアップ」を狙うのが最も賢い戦略と言えるでしょう。



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