SNSやブログで絶大な人気を誇っていた漫画家・ブロガーの大盛のぞみ(おおもり のぞみ)さんを巡る一連の騒動は、長年のファンにとって非常に衝撃的なものでした。特に、彼女が主張していた「同業者からの嫌がらせ」の正体が、本人による自作自演であったという事実は、Webメディア業界にも波紋を広げました。
本記事では、2024年に発生した騒動の全容と、その後の謝罪、そして読者が感じた違和感の正体について、現時点で判明している事実に基づき客観的に解説します。
大盛のぞみさんは長年、自身のブログやSNSにおいて、特定の「同業者(同じく人気ブロガーやイラストレーターなど)」から執拗な嫌がらせを受けていると訴えてきました。「ブログの内容が下手だ」「面白くない」といった誹謗中傷コメントが毎回届く、といった被害報告は、読者の同情を誘い、彼女を応援する機運を高める要因となっていました。
しかし、2024年5月末から6月にかけて明らかになった事実は、読者の期待を裏切るものでした。大盛さん本人の告白により、「嫌がらせをしていたアンチの正体は、大盛さん自身であった」ことが判明したのです。
具体的には、大盛さん本人が複数のアカウントを使い分け、自分自身のブログに誹謗中傷のコメントを書き込んでいました。つまり、以前から彼女が告発していた「アンチ同業者」という人物は架空の存在、あるいは彼女が作り上げた虚像であり、実在する他人が彼女を攻撃していたという事実は確認されていません。
なぜこのような行為に至ったのかについて、本人はのちに「自分を追い込むため」「同情を引くため」といった趣旨の説明をしていますが、詳細な心理的背景については現時点では詳細不明な部分も多く、専門家やファンの間でも推測が飛び交う事態となりました。
2024年6月、大盛さんは突如として自身のX(旧Twitter)アカウントに謝罪文を掲載しました。この謝罪に至った直接的な経緯は、ネット上での「検証」が進んだことにあるとされています。
一部の鋭い読者やネットユーザーの間で、大盛さんのアンチコメントの文体や投稿タイミング、IPアドレスに関連する情報などから、「自作自演ではないか」という疑惑が浮上し、炎上状態となりました。逃げ切れないと判断したのか、あるいは良心の呵責に耐えかねたのか、大盛さんはついに自作自演の事実を認め、謝罪するに至ったのです。
謝罪文の主な内容は以下の通りです。
この謝罪の意味は、単なる嘘の告白にとどまりません。彼女の投稿を信じて、身に覚えのない疑いをかけられた他のブロガーたちや、彼女を守ろうと必死にアンチと戦っていた善意のファンに対する裏切りを認めるものでした。この発表を機に、彼女の公式ブログの更新は停止し、SNSアカウントも大幅な整理や削除が行われました。
質問者様が感じられた「ブログとスレッズでの性格の違い」についても、多くのフォロワーが同様の違和感を指摘していました。
ブログでの大盛さんは、どちらかといえば「少しドジで親しみやすく、トラブルに巻き込まれがちだが明るく生きる女性」という、読者の共感を得やすいキャラクター(ペルソナ)を演じていました。コミカルな自虐ネタや、家族との心温まる(あるいは騒々しい)日常が人気の源泉でした。
一方で、スレッズでの活動においては、より攻撃的、あるいは選民意識を感じさせるようなシニカルな投稿が目立つようになりました。時には批判的な意見に対して非常に強い言葉で反論したり、他者を見下すようなニュアンスを含んだりすることもあり、ブログの「のぞみさん」像を愛していたファンを困惑させました。
このギャップについて、後知恵的な分析ではありますが、「ブログは商業的なパッケージとしての自分」「スレッズや自演用アカウントは、抑圧された本音や負の感情を吐き出す場所」として使い分けていた可能性が高いと考えられます。創作の世界で作り上げた「愛されるキャラクター」と、現実の彼女自身の抱える複雑な感情や承認欲求の乖離が、今回の騒動を引き起こす一因になったと言えるでしょう。
2026年6月現在、大盛のぞみさんの活動は、かつてのような勢いを取り戻しているとは言い難い状況です。騒動後、一定期間の沈黙を経て一部の活動を再開した形跡もありますが、一度失った信頼を回復するのは容易ではありません。
今回の騒動から学べる教訓は、SNSにおける「被害者ポジション」の危うさと、匿名性を利用した自作自演がいかに容易に発覚し、個人のキャリアを破壊するかという点です。彼女の描く漫画や日記が魅力的であっただけに、その基盤となる「事実」が虚構であったことは、ファンにとって深い傷跡を残しました。
結論として、
・アンチ同業者は実在せず、本人の自作自演だった。
・謝罪はネット上での疑惑追及を受けて、事実を認めざるを得なくなった結果である。
・ブログのキャラとスレッズ等の言動の乖離は、彼女の多面性というよりは、SNSごとの役割分担と精神的な不安定さの表れであった。
と言えます。
今後の活動再開や詳細な事情の説明については現時点では詳細不明であり、彼女がどのように自身の過ちと向き合っていくのか、静観が必要な状態が続いています。
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