2026年2月14日、本命校の結果が出揃い、悔しい思いをしている受験生も多いことでしょう。「全力を出し切れなかった」という後悔と、それなのに込み上げてくる猛烈な悔しさ。その感情は、あなたが心の奥底では「本当はもっとできるはずだ」という自分の可能性を信じている証拠です。
まだ、道は閉ざされていません。3月に行われる「後期日程」や「3月入試」は、倍率こそ高いものの、戦略次第で十分に逆転が可能です。特に「国語・英語」の2科目に絞った対策であれば、残り1ヶ月で偏差値を5〜10引き上げることは決して不可能ではありません。
本記事では、プロの視点から2026年度の最新入試動向を踏まえ、英語が苦手な受験生が3月入試で勝つための具体的な立ち回りを徹底解説します。
2026年度の入試戦線は、新課程入試から2年目を迎え、出題傾向が完全に安定した年といえます。3月入試(後期試験)において、以下の3つのポイントを理解しておく必要があります。
2月中旬のこの時期、多くの受験生は「浪人確定」か「滑り止めで妥協」のどちらかに心が折れ始めています。つまり、「最後まで走り抜ける」という意志を持つだけで、上位数%の戦いに残ることができます。3月入試は欠員補充の意味合いも強く、基礎がしっかりしていれば合格を掴み取りやすいのが特徴です。
3月入試を実施する私立大学(東洋大学、国士舘大学、武蔵野大学、地方有力私大など)の多くは、2科目入試を採用しています。英語が苦手な場合、「長文読解の配点が高い大学」を避けるか、逆に「文法・語彙問題が中心の大学」を狙うといった、相性の見極めが合否を分けます。
英語が苦手な原因の多くは、「単語の欠落」と「構文把握のスピード不足」にあります。3月入試まで残り約30日。今から厚い参考書をやり直す時間はありません。以下の3ステップに絞ってください。
『ターゲット1900』や『システム英単語』などの使い慣れた単語帳の、「出る度A・B(基礎〜中堅レベル)」だけを完璧にしてください。3月入試の問題は、難問よりも「誰もが解ける基礎問題を落とさないこと」が重視されます。1日100〜200語のペースで、即答できるレベルまで叩き込みます。
3月入試は過去問が命です。特に英語は、出題パターンが決まっていることが多いです。「空所補充が多いのか」「会話文が出るのか」を把握し、その形式に慣れるだけで得点は10〜20点変わります。「なぜ間違えたか」を徹底的に言語化し、弱点ノートを作ってください。
2026年現在、生成AIを活用した学習支援が一般的になっています。自分が解いた長文のわからない一文をAIに読み込ませ、「なぜこの訳になるのか、文法構造を中学生にもわかるように説明して」と指示を出してください。塾の先生を待つ時間をショートカットし、その場で疑問を解決することが、1ヶ月の密度を劇的に高めます。
英語に不安がある場合、国語で8割以上の高得点を狙うのがセオリーです。
感覚で解くのをやめ、「傍線部の直前直後にヒントがある」「逆接の接続詞の後は筆者の主張」といった読解の鉄則を再確認してください。3月入試の現代文は、文章自体は標準的ですが、選択肢が紛らわしい傾向があります。「なぜ他の選択肢がダメなのか」を根拠を持って消去できるよう訓練しましょう。
古文が出る大学の場合、深入りは禁物です。重要単語と助動詞(「る・らる」「す・さす・しむ」などの意味識別)だけを完璧にすれば、3月レベルの古文なら大崩れしません。英語に時間を割く分、国語は「維持と微増」を狙います。
ここで、過去に3月入試で合格を勝ち取った受験生たちの体験談を紹介します。
【体験談A:T大学 合格者】
「2月の一般入試で全落ちし、死ぬほど悔しくて一晩泣きました。でも、親に頭を下げて3月入試を受けさせてもらうことに。英語が偏差値45でしたが、志望校の過去問5年分を3周し、出題される文法事項を丸暗記しました。結果、本番では英語が自己最高点を超えて合格。『全力を出し切れていない』という後悔を、3月の試験会場でぶつけることだけを考えていました。」
【体験談B:M大学 合格者】
「英語がダメすぎて諦めかけていましたが、3月入試は国語の配点が高い学部を選びました。英語は『基礎単語だけは絶対に落とさない』と決めて、毎日単語帳だけは肌身離さず持ち歩きました。最後まで諦めなかったのは、『このまま終わったら、一生自分を嫌いになる』と思ったからです。あの1ヶ月の集中力は、人生で一番でした。」
今から立ち上がるあなたへ。明日から以下のリストを実行してください。
「全力でできなかった」という自覚があるなら、この1ヶ月こそがあなたの人生において「全力でやり抜く」ためのリベンジの機会です。2026年3月末、桜が咲く頃に笑顔でいられるよう、最後の一歩を踏み出しましょう。