2026年に入り、LINEの大型アップデート(バージョン16.0以降)が実施されました。UI(ユーザーインターフェース)が大幅に刷新されたことで、これまで当たり前に使っていた機能が「どこに行ったのかわからない」「機能自体が廃止されたのではないか?」と不安に感じているユーザーが急増しています。
特に問い合わせが多いのが、溜まった未読メッセージを一度に処理できる「一括既読(すべて既読にする)」機能です。結論から申し上げますと、一括既読機能は廃止されていません。しかし、操作手順が従来とは異なる場所へ移動したため、見つけにくくなっているのが現状です。
本記事では、プロのファクトチェッカーとして、2026年2月現在の最新情報を基に、iPhone・Androidそれぞれの「一括既読」の正確な手順を詳しく解説します。
今回のアップデートにより、LINEのトーク一覧画面はよりシンプルでAI親和性の高いデザインへと変更されました。そのため、以前のように「編集」ボタンからすぐにアクセスできる形式ではなくなっています。
iPhone版では、ジェスチャー操作とメニューの階層が統合されました。
※以前のバージョンでは左上の「すべて既読」ボタン一つで完了していましたが、2026年版では「一括選択」のプロセスを経る形に変更されています。
Android版も同様に、メニュー構成が整理されました。
なぜ多くのユーザーが「一括既読がなくなった」と誤解してしまったのでしょうか。それには、2025年末から進められた「LINE AIアシスタント」の統合が深く関わっています。
2026年のアップデートでは、トーク一覧の上部に「AIによる要約」や「優先返信通知」が配置されるようになりました。これにより、従来の管理ボタンがサブメニュー内に格納される形となり、パッと見では見つけられなくなったのです。「機能の削除」ではなく「アクセスの階層化」が行われたというのが正しい事実です。
また、一部のユーザーからは「スワイプで既読にできなくなった」という声もありますが、これは設定で「スワイプアクション」がカスタマイズ可能になったためです。設定を確認することで、以前のような操作感に戻すことも可能です。
上記の手順を試しても「一括既読」ができない、あるいは項目が表示されない場合は、以下の3点を確認してください。
2026年2月10日現在、最新の安定版はv16.2.xです。ベータ版や古いバージョン(v15系以前)を使用している場合、UIが過渡期の状態になり、ボタンが正常に表示されないバグが報告されています。App StoreまたはGoogle Playストアで最新版への更新を確認してください。
一括既読はサーバーとの通信を伴います。地下やフリーWi-Fiなど不安定な環境では、コマンドが反映されず、一度既読になっても再び未読に戻る現象が発生します。安定した4G/5G環境で再度お試しください。
LINEのキャッシュが溜まりすぎていると、UIの描画が正常に行われないことがあります。「設定」>「トーク」>「データの削除」から、一時的なキャッシュのみを削除(トーク履歴は消えません)することで改善するケースが多いです。
一括既読以外にも、今回のアップデートで追加された便利な既読管理機能をご紹介します。これらを活用することで、未読が溜まるストレスを軽減できます。
2026年2月の最新アップデート後も、LINEの一括既読機能はしっかりと存在しています。場所が少し深く、あるいは「選択して実行」というステップに変わっただけで、ユーザーの利便性を損なう意図での削除ではありません。
「公式アカウントからの通知でトークルームが埋まってしまった」「重要でない未読を一度に消したい」という時は、右上のメニューボタンから「編集」→「すべて選択」→「既読」の流れを思い出してください。新機能であるAI要約と組み合わせることで、これまで以上に効率的なメッセージ管理が可能になります。
もしこれでも解決しない場合は、OS自体のアップデートや、端末の再起動を試みることをおすすめします。最新のLINEを使いこなして、快適なコミュニケーションを楽しみましょう。