2026年現在、数多くのハードでプレイ可能となった『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(DQ7)のリメイク版。体験版や序盤をプレイして「敵が弱い」「サクサク進みすぎて歯ごたえがない」と感じるシリーズファンは少なくありません。かつてのプレイステーション版(PS版)の、あの「石版が見つからない絶望感」や「中ボスで全滅する緊張感」を求めている方にとっては、リメイク版の調整は確かに「ぬるい」と感じられるでしょう。
結論から申し上げますと、ドラクエ7リメイクには「難易度:ハード」といった直接的なボタン設定は存在しません。しかし、近年のリメイク作や最新の配信版(スマートフォン/最新コンソール移植版)では、「しばりプレイ(ドラクエ11から導入された仕組みの逆輸入など)」を活用することで、旧作を超える地獄の難易度に変貌させることが可能です。
本記事では、実際に最高難易度設定でクリア済みの筆者が、ドラクエ7リメイクを「昔のドラクエ」のような、あるいはそれ以上の手応えにするための具体的な設定方法と立ち回りについて詳しく解説します。
まずは、あなたが体験版で感じた「ぬるさ」の正体を分析しましょう。リメイク版では、現代のユーザーに合わせて以下の点が大幅に緩和されています。
これらの変更は「快適さ」を生みますが、同時に「冒険の過酷さ」を奪ってしまいました。では、これをどうやって「昔のドラクエ」に戻すのか。その鍵はシステム側の設定とプレイヤー側の制限にあります。
2020年代後半以降の移植版や、特定のプラットフォームにおける最新アップデート版では、ゲーム開始時に「しばりプレイ」を選択できるようになっています。これこそが、あなたが求めている「難易度設定」の実質的な回答です。
もし、あなたがプレイしているバージョンに「しばりプレイ」の項目があるなら、迷わず「すべての敵が強い」をONにしてください。これをオンにするだけで、雑魚敵の一撃が致命傷になり、ボスのHPが大幅に上昇します。PS版のバランスを通り越し、ドラクエ2(FC版)に近い緊張感を味わえます。
さらに難易度を上げたい場合、以下のしばりを加えるのがプロの遊び方です。
もし、標準的な3DS版やスマホ版をプレイしており、上記のような「しばりシステム」がメニューにない場合でも、以下の3つのルールを自分に課すことで、PS版当時の絶望感を再現できます。
リメイク版がぬるい最大の理由は、敵を避けられることです。これを防ぐために、「視界に入ったシンボルとは必ず戦う」というルールを設けてください。あるいは、通路を塞いでいない敵であっても、画面内に現れたら自分からぶつかりに行く「殲滅プレイ」を推奨します。これにより、リソース管理(MPの節約)の重要性が旧作同様に高まります。
ドラクエ7の醍醐味は、世界の断片を探し歩く「孤独感」にありました。画面端で光る石版レーダーは非常に便利ですが、これを使わずに村人の会話を隅々まで聞き、自力で石版を見つけ出すようにしてください。設定で「ガイド表示」をオフにできる場合は、真っ先にオフにしましょう。
ドラクエ7は転職システムが強力すぎるため、一箇所で「くちぶえ」を吹いて熟練度を上げすぎると、中盤以降のボスがゴミのように弱くなります。「ストーリー進行に必要な戦闘以外でのレベル上げ・熟練度上げ禁止」をルール化すると、常に適正レベル以下での戦いを強いられ、戦略的なバトルが楽しめます。
実際に難易度を上げてプレイしてみると、リメイク版の評価がガラリと変わるはずです。ぬるい設定では無視されがちな「ルカニ」「マヌーサ」「スカラ」といった補助呪文の重要性が増し、一ターンごとに「防御」を選択するかどうかの読み合いが発生します。
特に、中盤の難所である「ダーマ神殿」編。ここで呪文や特技を奪われた状態での戦いは、難易度を上げているとまさに「地獄」です。しかし、その困難を乗り越えた時の達成感こそが、古き良きドラクエの体験そのものなのです。
ドラクエ7リメイクは、デフォルトのままでは現代のライトユーザー向けに調整された「親切すぎるゲーム」です。しかし、「しばりプレイ設定」の活用や、プレイヤー自身の自制心によるルール制限を加えることで、シリーズ屈指のボリュームを誇る「高難易度RPG」へと変貌します。
体験版で「ぬるい」と感じたあなたなら、きっとその壁を乗り越えられるはず。ぜひ、あえて過酷な道を選び、エデンの戦士たちの真の物語を体験してください。
【結論】
・直接的な「難易度変更ボタン」はないが、「しばりプレイ」機能で難易度爆上げが可能。
・機能がない旧リメイク版でも、「敵を避けない」「レーダーを見ない」「熟練度稼ぎをしない」の3カ条を守れば、PS版以上の手応えになる。
・高難易度で遊ぶドラクエ7は、戦略性が求められる神ゲーと化す。
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