現在、2026年2月7日。国公立大学の出願が締め切られ、確定倍率が次々と発表される時期となりました。特に今年の岡山大学経済学部(前期日程)の志願者数を見て、その数字の大きさに圧倒され、不安で夜も眠れないという受験生も多いのではないでしょうか。
「第一志望として頑張ってきたけれど、この倍率ではもう無理かもしれない」「ボーダーギリギリの自分には勝ち目がないのではないか」……。そうしたネガティブな感情が湧いてくるのは、あなたがそれだけ本気で岡山大学を目指してきた証拠です。自分に腹を立てる必要はありません。その悔しさをエネルギーに変えるための、プロの視点からのアドバイスをお届けします。
まず、今年の岡山大学経済学部の倍率が跳ね上がっている背景には、近年の「地方国立大学人気」と「文系学部の実学志向」の再燃があります。しかし、ここで冷静になってほしいのは、「見かけの倍率」と「実質的な競争相手」は異なるということです。
倍率が5倍、6倍と聞くと恐ろしく感じますが、その中には以下の層が一定数含まれています。
共テでボーダーをしっかりと越えているあなたは、すでに全受験生の上位半分、あるいはそれ以上の位置にいます。本当の勝負は、あなたと同じように「ボーダー付近に密集しているライバル」といかに差をつけるかにかかっています。数字に怯えて足を止めた瞬間、そのライバルたちに席を譲ることになります。今は前だけを見てください。
「ボーダーギリギリ」という言葉は不安を煽りますが、言い換えれば「合格の可能性が50%以上ある土俵に乗った」ということです。岡山大学経済学部の入試配点は、共通テストと二次試験のバランスが非常に絶妙です。近年の傾向を見ても、二次試験での数点の差で順位が数百番入れ替わることは珍しくありません。
特に経済学部の二次試験は、英語と数学(または国語)の総合力が問われます。今のあなたに必要なのは「全勝」することではなく、「合格最低点+1点」をもぎ取る執念です。ボーダーを超えている事実は、あなたのこれまでの努力が正しかったことの証明です。自信を持ってください。
不安を打ち消す最大の方法は、具体的な得点力を上げることです。岡山大学の英語、特に「和文英訳」で確実に部分ぎを稼ぎ、高得点を狙うためのコツを3つ伝授します。
多くの受験生が失敗するのは、問題文の難しい漢字や熟語をそのまま直訳しようとすることです。例えば「国際社会に貢献する」という言葉を英語にする際、”contribute”という単語が出てこなくても、「世界中の人々を助ける(help people all over the world)」と言い換えれば、減点されることはありません。
コツ:問題文を読み、「要するにどういうことか?」を5歳児でもわかる日本語に変換してから英語に直しましょう。これが「和文和訳」の技術です。
日本語は主語を省略しがちな言語ですが、英語は主語が命です。「~と言われている」を安易に “It is said that…” ばかり使うのではなく、”Many people think…” や “Scientists say…” など、具体的で力強い主語を選ぶだけで、文章の説得力が増し、採点官の印象が良くなります。
和文英訳は「英作文」ではなく「英借文」です。自分が暗記している基本構文(It is … for … to ~, So … that ~ など)をどれだけ使えるかが勝負です。新しい表現を覚えようとするのではなく、今持っている知識だけで、絶対に間違えない英文を書くことに集中してください。冠詞のa/theや三単現のsといったケアレスミスを防ぐだけで、ボーダー層から抜け出せます。
「諦めたいと思ってしまう自分に腹が立つ」という感情は、あなたが誠実である証拠です。しかし、完璧な人間などいません。試験2週間前に「絶対に受かる!」と100%の自信を持っている受験生など、ほとんど存在しないのです。みんな震えながら机に向かっています。
「不安になったら勉強する」。これが唯一の解決策です。勉強している間だけは、不安を忘れることができます。今日、英単語を10個覚えたら、それは昨日のあなたよりも確実に合格に近づいたということです。岡山大学のキャンパスで過ごす4年間を想像してください。後楽園を散歩し、経済学の深い知見を得て、仲間と語り合う日々。その未来を掴み取れるのは、今、ここで踏ん張った人だけです。
2026年2月7日。試験本番まで残りわずかです。高倍率という壁は高く見えるかもしれませんが、その壁を乗り越えた先には、最高の達成感が待っています。共テボーダー超えという強力な武器を手に、最後まで走り抜けてください。
あなたは、あなたが思っている以上に強い。岡山大学経済学部は、あなたを待っています。