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2026年最新|NHK「あさイチ」再放送(選)が多い5つの理由!ミラノ五輪や番組改編の影響を徹底解説

毎朝の定番番組であるNHKの「あさイチ」。最近、番組表を見て「また『選』マークがついている」「以前見た内容の再放送だ」と感じる機会が増えていないでしょうか。特に2026年に入ってから、その傾向が顕著になっています。

視聴者の皆様が抱く「なぜ最近こんなに再放送が多いの?」という疑問に対し、プロのファクトチェッカーとして現在の状況を徹底調査しました。その背景には、明日から開幕する歴史的イベントや、NHK全体が抱える構造的な変化が深く関わっています。

1. 最大の理由は「ミラノ・コルティナ・ダンペッツォ冬季五輪」

2026年2月5日現在、最も直接的な要因は、明日2026年2月6日から開幕する「ミラノ・コルティナ・ダンペッツォ冬季オリンピック」です。

競技中継と特番へのリソース集中

NHKは公共放送として、オリンピック期間中に膨大な放送枠をスポーツ中継に割きます。あさイチが放送される午前8時台〜9時台は、イタリアとの時差(日本が8時間進んでいる)の関係上、深夜に行われた競技のハイライトや、現地からの直前生レポートが差し込まれやすい時間帯です。

2月に入ってから再放送(選)が増えているのは、スタッフや制作機材、そして予算をオリンピック中継に集中させるための調整期間だからです。生放送のレギュラー番組をあえて「選(再放送)」にすることで、現場の制作体制を五輪モードへとシフトさせているのです。

2. NHK「経営計画(2024-2026年度)」による合理化

NHKは現在、2024年度からスタートした中期経営計画の最終盤に差し掛かっています。この計画の柱の一つが「放送とデジタルの融合」および「コンテンツの効率的な活用」です。

「選」放送の戦略的な活用

以前のNHKは「生放送こそが価値」という考えが強かったのですが、現在は「過去の良質なコンテンツを埋もれさせない」という方針にシフトしています。特に「あさイチ」の特集記事は資料性が高く、視聴者からの「もう一度見たい」というニーズも高いため、新作を無理に作り続けるよりも、過去の傑作選を放送することで制作費を抑えつつ、視聴満足度を維持する戦略をとっています。

2026年度に向けた予算削減の圧力もあり、番組制作本数を物理的に絞っていることも、再放送が増えた要因の一つと言えます。

3. 働き方改革と出演者のコンディション維持

2024年以降、テレビ業界でも「働き方改革」が厳格化されました。あさイチのような大型生放送番組は、制作スタッフや出演者への負担が非常に大きいことで知られています。

MC陣やスタッフの休息確保

博多華丸・大吉さんや鈴木奈穂子アナウンサーといった主要キャストの労働環境を守るため、定期的に「リフレッシュウィーク」や「選」の放送日を設けることが、番組制作のルールとして定着しました。特に、冬季五輪のような大型イベント期間中は、アナウンサーが実況や現地キャスターとして駆り出されることも多く、メインスタジオ側の機能を縮小せざるを得ない事情があります。

4. NHKプラスへの誘導とアーカイブ戦略

現在、NHKが最も力を入れているのがネット配信サービス「NHKプラス」の普及です。

「あさイチ」の再放送(選)が放送される際、データ放送や番組内テロップで「NHKプラスなら過去の放送も見放題」といった案内が強化されていることにお気づきでしょうか。再放送をあえて流すことで、「見逃した回をネットで探す」という視聴習慣を定着させる狙いがあります。また、過去のVTRを再編集して放送することで、新作制作にかかるエネルギーをSNS発信やデジタルコンテンツ制作に振り分けている側面もあります。

5. 2月・3月という「改編期直前」の特殊性

例年、2月から3月にかけては、4月の新年度に向けた番組改編の準備期間にあたります。2026年4月からは、NHKの午前・午後の時間帯で大規模な番組編成の見直しが噂されており、現在の「あさイチ」チームも新年度に向けた大型企画の仕込みに入っている時期です。

「春からの新展開に向けて、今はエネルギーを蓄えている(再放送で繋いでいる)」という、いわば嵐の前の静けさのような状態とも捉えることができます。

まとめ:なぜ「あさイチ」は再放送が多いのか

2026年2月現在の状況をまとめると、以下の通りです。

  • ミラノ冬季五輪:明日開幕の五輪中継にスタッフ・予算・放送枠を優先させているため。
  • 経営合理化:中期経営計画に基づき、制作費削減とコンテンツの有効活用を進めているため。
  • 働き方改革:出演者や制作陣の過重労働を防ぎ、持続可能な番組作りを行うため。
  • デジタルシフト:NHKプラスへの誘導を含めた、アーカイブ重視の放送戦略のため。

視聴者としては「生放送のライブ感」が減るのは少し寂しいかもしれませんが、その分、再放送される回は過去に反響が大きかった「ハズレのない神回」ばかりです。明日からのオリンピック期間中はさらに変則的な放送スケジュールが予想されますので、番組公式HPやEPG(電子番組表)をこまめにチェックすることをおすすめします。

今後、春の改編でどのように番組が進化していくのか、引き続き注目していきましょう。

terashi5