最近、Fantia(ファンティア)の利用者間で、「最近の取引活動において確認された問題により、アカウントへのアクセスが一時的に制限されている」という内容のメッセージやトピック投稿が届く事例が急増しています。フォローしているお気に入りのクリエイターからこのような通知が来ると、「自分の支払いに問題があったのか?」と不安になってしまう方も多いでしょう。
結論から申し上げますと、そのメッセージは100%詐欺(フィッシング詐欺)です。
本記事では、なぜフォロー中のクリエイターから詐欺メッセージが届くのか、その仕組みや、万が一URLをクリックしてしまった場合の対処法について詳しく解説します。
今回確認されている「最近の取引活動において確認された問題により〜」というメッセージが詐欺である理由は、主に以下の3点に集約されます。
Fantiaの運営事務局が、特定のアカウントの利用制限や決済トラブルについて連絡する場合、必ず「公式からの通知(ベルマークの通知)」または「登録メールアドレス宛のメール」で行われます。不特定多数が見るクリエイターのトピック投稿や、クリエイターからの個別メッセージを通じて、システム上の制限を通知することは絶対にありません。
届いているメッセージは、多くのユーザーに対して全く同じ文面で送られています。また、日本語の表現が微妙に不自然だったり、不安を煽るような緊急性を強調する内容だったりするのがフィッシング詐欺の典型的な特徴です。
メッセージに記載されているURLをよく確認してください。「fantia.jp」ではなく、微妙に綴りが違ったり、全く関係のないドメイン(.top、.xyz、.cnなど)が含まれていたりします。これは偽のログイン画面(フィッシングサイト)に誘導し、メールアドレスとパスワード、さらにはクレジットカード情報を盗み取るための罠です。
「知らない人からなら無視するけど、いつも応援しているクリエイターからの投稿だから信じてしまった」という方が多いのが、今回の詐欺の巧妙な点です。
これは、そのクリエイター自身のアカウントが第三者によって不正アクセス(乗っ取り)されていることが原因です。犯人は乗っ取ったクリエイターアカウントを使い、フォロワーに対して一斉に詐欺メッセージを送信したり、トピックを投稿したりしています。
クリエイター本人も被害者である可能性が高いため、メッセージの内容を鵜呑みにせず、静観することが重要です。
もし、届いたメッセージのURLをクリックしてしまい、情報を入力してしまった場合は、ただちに以下の対策を行ってください。
まだアカウントにログインできる状態であれば、すぐにFantiaのパスワードを強固なものに変更してください。また、他のサービス(Twitter、Google、銀行など)で同じパスワードを使い回している場合は、それらもすべて変更する必要があります。
今後の不正アクセスを防ぐために、Fantiaのセキュリティ設定から「二段階認証」を必ず有効にしてください。これにより、パスワードが漏洩しても第三者がログインすることは困難になります。
偽サイトでクレジットカード番号やセキュリティコードを入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡し、「フィッシング詐欺に遭った可能性がある」と伝えてカードを停止(再発行)してください。放置すると不正利用される危険性が極めて高いです。
被害を拡大させないためにも、Fantiaの運営事務局に当該のメッセージやクリエイターのアカウントを通報してください。
今回のような「アカウント制限」や「未払い」を装う詐欺は、Fantiaに限らずAmazonや楽天、メルカリなどでも頻発しています。どんなに本物らしく見えても、メッセージ内のリンクは絶対にクリックせず、ブラウザのお気に入りや公式アプリから直接サイトにアクセスして、マイページに通知が来ていないか確認する習慣をつけましょう。
自分を守るための知識を持ち、安全に推し活を楽しみましょう!