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カウコンが酷評される理由は?演出と配信の賛否を整理

年末年始の風物詩として期待値が高いカウントダウン公演は、少しの違和感でも反応が大きくなりがちです。
今年のカウコンも、楽しかったという声がある一方で、酷評や不満の投稿が目についた人が多かったようです。
ただ、酷評が多いときほど「具体的に何が不満だったのか」と「何が良かったのか」を分けて見ると、話が整理できます。
演出の好みの差だけで片付けられない部分もあれば、逆に期待値が高すぎて評価が辛口になった部分もあります。
ここでは、よく挙がった批判ポイントを軸に、なぜそう感じられたのかを冷静に整理していきます。
見ていない人でも状況がイメージできるように、典型的な論点を噛み砕いてまとめます。

酷評が目立つときに起きやすい前提

カウコンは出演者の人数や曲数が多く、限られた時間に詰め込まれます。
そのため、全員に十分な尺を配るのが構造的に難しいです。
一方でファンは「推しの見せ場」を強く期待するので、少しの差でも不公平に見えやすくなります。
また、年越しの瞬間は特別な場面なので、間の取り方やカメラの切り替えが噛み合わないと、妙な違和感として残ります。
さらに配信で視聴する層が増えると、現地の熱量と画面越しの体験の差が、満足度の差として出やすくなります。
酷評が増える年は、この複数要因が同時に重なっていることが多いです。

批判が出やすかったポイント1:出番配分と尺の偏り

一番わかりやすく不満が出るのが、出番や歌割りの偏りです。
特定のグループやメンバーに見せ場が集中したように感じると、他のファンは置いていかれた気持ちになります。
集合イベントでは「全体で盛り上がる瞬間」と「個別の見せ場」を両立させる必要があります。
このバランスが崩れると、楽しめた人と不満が残った人の差が大きくなります。
また、短いメドレーやつなぎの構成が多い年ほど、推しの出番が細切れに感じられて満足度が下がります。
結果として「盛り上がったのに物足りない」という評価が生まれやすくなります。

批判が出やすかったポイント2:シャッフルや選曲の好み問題

シャッフル企画やメドレーは、当たると一気に神企画になります。
一方で、選曲や組み合わせが好みに刺さらないと「なぜその曲」「なぜこの人選」と不満が出やすいです。
特にファンの中には、その曲に特別な思い入れがある人もいれば、別の代表曲を期待していた人もいます。
また、参加してほしかったグループやパートが少ないと感じると、企画そのものが否定的に見られがちです。
この手の不満は、演出の良し悪しだけでなく、期待していた方向性とのズレから生まれます。
だからこそ酷評の中身を読むと、演出の技術というより、選曲の価値観の衝突が多いのが特徴です。

批判が出やすかったポイント3:カメラワークと配信品質

配信での不満は、体験そのものを左右します。
たとえば見たいメンバーが映らない、切り替えが早すぎる、引きの画が多い、表情が追えないなどです。
現地は空間の熱で押し切れる場面でも、配信は映像がすべてなので不満が残りやすいです。
さらに音のバランスや遅延、回線の乱れがあると、内容以前に没入感が途切れます。
結果として「演出が悪い」という評価に、配信由来のストレスが上乗せされることがあります。
酷評を見かけたときは、演出批判と配信体験の不満が混ざっていないかを分けて考えるのがコツです。

それでも「良かった」という声が出る理由

一方で、良かったという声も確実にあります。
久しぶりの開催で一体感があった、世代を超えた曲の流れが熱かった、シャッフルが刺さったなどです。
集合イベントの評価は、刺さった瞬間があったかどうかで大きく変わります。
推しが目立った人にとっては最高の時間になりやすいです。
逆に、推しの見せ場が少ないと感じた人は不満が残りやすいです。
つまり評価が割れるのは、イベントの性質上ある程度は自然なことでもあります。

見る側が納得しやすくなる整理の仕方

酷評だけを見てしまうと、実態以上に悪く感じてしまうことがあります。
まずは不満が「尺配分」「選曲」「配信」のどれに近いかを切り分けてみてください。
次に、それが好みの問題なのか、運営や制作の改善点なのかを分けると冷静になれます。
また、見ていない場合は断片的な感想だけで判断せず、全体の流れを把握してから評価するのが安全です。
賛否が大きい年ほど、刺さった人と刺さらなかった人の差が強調されるだけ、というケースもあります。
自分が重視するポイントを決めて見ると、次回の楽しみ方も作りやすくなります。

まとめ:酷評の中身は「好み」と「体験差」が混ざりやすい

今年のカウコンが酷評されているように見える背景には、期待値の高さと、集合イベント特有の尺の難しさがあります。
不満として多かったのは、出番配分、シャッフルや選曲の方向性、カメラワークや配信品質などでした。
ただし、それらは一部の人にとっては刺さる要素にもなり、結果として評価が割れます。
大事なのは、酷評を一括りにせず、何が問題視されたのかを具体的に整理することです。
そのうえで、自分が重視する視点で見ると、納得感はかなり上がります。

terashi5