「今日Mrs. GREEN APPLEの“バベルの塔”に行った方に質問です! セトリを教えて頂きたいです!」―というご要望に応じて、5大ドームツアー“BABEL no TOH(バベルの塔)”のセトリ予想と、過去の傾向から見える注目すべきポイントを整理してお伝えします。完全な当日の曲順をお届けするわけではありませんが、参戦前の期待値を高めるヒントとして役立てていただければと思います。今回のツアーは、結成10周年という節目、そして物語性の強いコンセプトライブとして位置づけられているため、通常のライブとは一味違った構成になっている可能性があります。今回はその構成・流れ・ファン注目の定番曲などを、可能な範囲で掘り下げてみましょう。
まず、Mrs. GREEN APPLEのライブでは、コンセプトシリーズとして「エデンの園」「ノアの方舟」「アトランティス」に続いて今回の“バベルの塔”が位置づけられています。そのため、ただのヒット曲羅列ではなく、物語の起承転結を伴った構成が考えられます。過去ライブでは、本編で20曲前後、アンコールを含めて22~24曲程度という傾向があるようです。例えばライブ前半〜中盤に盛り上げ系アップテンポ曲を配置し、中盤ではテーマに即した内省やドラマ性のある曲を挟み、終盤で一気に解放・再生を象徴するようなヒットナンバーを持ってくる構成が見られます。今回のツアーでも、冒頭から会場を引き込む“建設”のフェーズ、中盤で“混乱/崩壊”を感じさせるフェーズ、そして終盤で“再生/共感”を描くフェーズ、最後にアンコールでファンとの絆を示す流れになる可能性が高いでしょう。ライブという場で物語を体験させる演出と、定番曲+新曲をバランスよく配置する設計とが重なっているのが、バベルの塔のセトリ構成において特に注目すべきポイントです。
次に、ファン視点で“これは聴きたい”という楽曲群を見てみましょう。セトリ予想記事では「ライラック」「コロンブス」「ダンスホール」「ケセラセラ」「我逢人」といった曲が複数挙げられています。例えば「青と夏」は、SNSでも“必ず演奏される”というコメントが多く、本ライブにおいても定番の位置を占めるという見方があります。また、「コロンブス」は楽曲MVの中に“バベル”というキーワードが登場しており、今回のタイトルテーマと深くリンクしている可能性が高いという分析もあります。さらに、最新リリース曲やベストアルバム収録曲もライブでは必然的に投入される傾向があり、10周年という節目のライブゆえに“最新→定番”のコンビネーションが巧みに配置されると考えられます。具体的にはアップテンポの盛り上げ曲から、“塔を登る”“崩れる”“再び立ち上がる”という物語を感じさせるバラードやドラマティックな楽曲まで、幅広い選曲が予想されます。
この“バベルの塔”ツアーでは、単に曲を次々演奏するのではなく、ライブ全体を通じて“物語を体験させる”演出が図られているようです。過去のコンセプトライブでもステージ演出・照明・演舞・映像といった要素が統合され、楽曲とリンクした世界観が提示されてきました。今回も“塔を建てる”“言葉が通じなくなる”“再び繋がる”という旧約聖書的なバベルの塔のモチーフが織り込まれており、演出上、垂直的なステージ構成、光と闇の対比、観客を巻き込む合唱・コールパートなどが予想されます。ライブ参戦する際には、曲単体だけでなく「どのタイミングで観客を巻き込むか」「どの曲で物語の転換を感じるか」などを意識すると、より深くライブ体験を味わえるでしょう。そして、開演前にグッズを手に入れたり、会場入りしてからの演出開始までの流れにも目を配ることで、物語の世界に没入しやすくなります。
参戦されたということですが、セトリを教えて頂ける方に質問されているということで、もしよろしければ、以下のポイントをメモして頂くと記録としても振り返りとしても役立ちます。まず、曲が始まったタイミングでスマホなどに“何曲目”と“曲名(分かれば)”を書き込むと、あとで「この構成がどうだったか」を整理しやすくなります。次に、曲の合間にMCが入ったかどうか、どのあたりで観客コールや合唱が起きたかを覚えておくと、物語の“転換点”が見えてきます。また、自分が「ここでキた!」と感じた曲・演出をメモしておくことで、後から他の参加者と構成を突き合わせた時の共通点が見えて楽しいです。もちろん、ネタバレを避けたい方は“曲名控えずに体験重視”もありですが、今回すでに参戦済みということであれば、ぜひお気に入り曲や演出瞬間も含めて記録してみてください。こうして得られた情報は、次回以降のライブ参戦や、友人との共有にも大いに活用できます。
今回、バベルの塔ツアーのセトリに関する正式な曲順・曲名すべてをお伝えすることはできませんが、過去のライブ構成・定番曲・物語性の演出という観点から“このような構成になりそうだ”という見通しをご紹介しました。もしよろしければ、参戦された方の実際のセトリを教えていただけると、情報共有として非常にありがたいです。ライブで感じた“この瞬間”や“この曲で泣いた/盛り上がった”というエピソードがあれば、ぜひとも聞かせてください。次の参戦の方にとって、予習材料としても、思い出としても価値ある情報となるでしょう。興奮冷めやらぬライブ後だからこそ、少しでもその余韻を胸に刻んで、また次回のミセスのライブに備えていきましょう!